禅を実践する学校です。社会人、シニア、留学生、お坊さんを目指す人…。1学年25名の少人数ながら多彩な学生が、大家族のように学んでいます。
 
qrcode.png
http://shogen.ac.jp/
モバイル版はこちら!!
バーコードリーダーで読み取り
モバイルサイトにアクセス!

 
 

正眼らいふ

   
過去のブログを見られたい方はコチラ


キャンパスの様子や出来事をお知らせ致します
 

正眼らいふ

正眼らいふ
フォーム
 
舎利講
2019-07-10
梅雨明けもちかい季節ですね。
正眼寺では、きれいに蓮の花が咲きました。
 
毎年7月10日、正眼寺では舎利講が行われています。
この時期は七月盆間近で、禅寺では安居が終わる自恣の日に「山門施餓鬼」を行うことが多いのですが、
正眼寺は、檀家をほとんど持たない寺でありますので、この日は、舎利講と施餓鬼をかねて行われます。
今年は、7月10日が、学長老師の毎週水曜日の授業に重なってしまったため、短大生も
授業の一環として、この舎利講に参加、参列させて頂くことになりました。
 
舎利とは、お釈迦様の遺骨のことであり、舎利講とは(舎利)をおまつりし、その徳を慕う行事です。
お釈迦様は2500年前、インドのクシナガラで涅槃に入られました。
「大般涅槃経」によると、そのクシナガラ付近にいた部族、マッラ族により葬儀が行われ、
迦葉尊者により荼毘にふされます。その後お遺骨は、八部族に分配されます。
その後、アショーカ王によってご遺骨は掘り起こされ、八万四千に分けられたと伝えられています。
つまり仏舎利は、世界に無数に拡散しています。
 
お釈迦さまが、亡くなられて、現世に残されたものは、大きく分けて二つあります。
一つは、お釈迦さまへの記憶や教え、これらが経典です。
そしてもう一つが、亡くなった人間が唯一物理的に残せるもの、それがご遺骨であり、
これら仏舎利、そして仏舎利をおさめる仏塔が、積極的な崇拝の対象となっていきます。
つまり、経典と舎利が、大乗仏教の信仰対象のソフトとハードというわけです。
 
うんちくはともかく、法要のあと、学長老師から講話を頂きました。
正眼寺の舎利講因縁の話では、廃仏毀釈の明治維新後、濃尾地震後など
多くの人らの篤志によって、正眼寺が守られてきたということです。
修行道場を維持するために、のべ30万人の方々の人足があった時期もあるそうです。
 
それらお寺護持のために尽くして下さった先亡の方への感謝の意味もこめて、そして
現在も正眼寺の護持に力を尽くしてさる地域の方々の先祖の供養も含めて、
舎利講のあと施餓鬼会も行われました。
 
お寺を護持してゆく人材を育てるのが、短大の役割でもあります。
いやお寺だけでなく、三宝(仏法僧)をまもってゆく人材を育ててゆく場であります。
今日の舎利講は、改めてお釈迦さまや、先の善朋の方の遺徳を偲び、
改めて仏道のありがたさを知る厳かな行事になりました。
 
卒論発表会
2019-07-03
今日は半年に一度の卒論発表会でした。
 
二年間という、大学学部に比べると短い期間でありますが、
正眼短期大学の学生さんらも、一つの打ち込んだテーマの集成を卒業論文という形に仕上げます。
 
今学期は、3人の方が卒論を仕上げ、発表してくださいました。
それぞれ、①禅と山岡鉄舟、②禅と陶芸、③禅と宋明理学 というテーマです。
 
「行学一体」というのが、当学のポリシーです。
座学に偏らず、実践も重視する。
今回は三人三色、熱のこもった発表してくださいました。
 
後輩の学生さんたちへの良い刺激になったのではないでしょうか。
 
精進料理教室
2019-06-22
本学では公開講座として、年10回ほど「正眼セミナー」が開かれています。
その中の、本学キャンパスで行われている”美濃加茂セミナー”の講師に
今回は、東京南麻生の日本料理店「分とくやま」の野崎洋光先生に、来学して頂きました。
 
先生には午後からの講演だけでなく、午前中に学生さんたちに、
先生指導のもと日本料理の実習授業を、精進料理実習室にて行って頂きました。
 
精進料理の授業は、本学でも人気の高い授業でありますが、
今年は開講されておりません。久しぶりの、料理実習の授業です。
 
学生さんたち、特に若い人は
普段から包丁に慣れていない、また目方を使って食材の分量を計る、
見慣れない食材など悪戦苦闘の連続です。
 
そしてなんていっても、90分という短い授業で一汁三品を作るという、
段取りの取り方が、肝心です。
普段、料理をしている(はず)女性学生、女性スタッフも、段取りにヒーヒー云う内容。
 
禅宗寺院の料理当番である「典座」(てんぞ)は、そういう意味から、
比較的修行の工夫が進んだ、高単の雲水さんが担当します。
その理由は、やはり一朝一夕では、技術、段取りなど身につかないものだからです。
人としての、総合的な企画力や実践能力が問われる、役寮でもあるのです。
 
最後は、みんなで作った料理を食べました。
感想は、云わなくても、おいしいにきまっています。
自分たちで作ったわけだし、しかも野崎先生の指導のもとでありますから笑
 
今回のセミナーも、実習実践を重んじる、わが正眼短大らしい授業になりました。
野崎先生、ありがとうございました。
 
短大の大摂心が始まりました
2019-06-17
6月も後半に入り、短大では大摂心(おおぜっしん)が行われています。
大摂心とは、坐禅の時間が増える期間です。
 
釈尊は、悟りを開かれる前に、菩提樹の元で7日間の瞑想修行を行いました。
その故事に基づき、禅宗の修行道場では、日常の余事を絶って、七日間、
ひたすら自分と向き合うために坐禅三昧の日々を送ります。
正眼短大も、専門道場の行にならい、この大摂心を行っています。
 
この時期は、キャンパスは静寂に包まれます。
時折、坐禅の始めと終わりを知らせる柝(たく)と、金(かね)の音、
さらに、坐禅中の眠りなどを戒める、警策(けいさく)の音が、ビシッ、ビシッと響きます。
 
梅雨のむし暑さのため、教室の窓も全開。
そろそろ冷房を入れても良いのですが、摂心中は使いません。
冷房の機械音が、坐禅中は耳障りになるのです。
 
坐禅は、心のはたらきを一つの対象に集中します。
すると摂心中は、耳も鋭敏になってゆきます。
すると、普段聞こえない音(聞こうとしていない音ともいえるのですが)が
耳に入ってくるのです。
 
坐禅の時間は、線香の長さで区切りますが、
坐禅がすすんでくると
その燃えた線香が、灰の中にはらりと落ちる音さえ聞こえてくることもあります。
 
それにしても、なかなか、良いものです。
坐禅中に聞こえてくる自然の音は。
鳥のさえずり、葉っぱの擦れる音、遠くで夕立、雷鳴の音も聞こえます。
 
薫風(くんぷう)南より来たる 殿閣(でんかく)微涼(びりょう)を生ず
 
(※この禅語については、当サイトの、zengo blog をご参照ください。)
 
自然の音が、そのままほとけさまの音として体感出来る場所、
それが正眼短期大学です♪
 
麦秋の頃
2019-06-06
この時期は、手紙や拝請など、時候の挨拶に「麦秋」と記すことがあります。
梅雨に入る前、麦が「実りの秋」のように収穫時を迎えることから、
一つの歳時表現として、日本語の季語として定着しています。
 
しかし実際、黄金色の麦畑を目にしたことがある人は、地域によると思いますが、
本当に少なくなってきたのではないでしょうか。特に都市やその近郊部に住む人にとっては、
言葉は知っていても風景は知らない人は多いと思います。
写真は、通勤途中に、伊深近郊の加治田で撮影したものです。
 
短大は、前期授業15コマのうち、すべての曜日で8回目を終え、
前期の日程も折り返しました。
木曜の午前の作務(さむ)の時間は、学生さんたちによる、
植木を剪定するためのかけ声や、機械音が響いています。
事務局でも、他の作務、梅干し作りやタマネギの収穫はどうするの?
と気にかける時期になってまいりました。
 
そんな中、正眼寺では今月はじめから、大接心を迎えて、いつもにも増して
緊張感が漂っています。
ふと、足を運ぶと常山が干してありました。
 
これが有名な、秋の開山忌のお斎(とき)にて、ふるまわれる、
開山さまゆかりの食べ物ですね。
今からこうして準備しておくのですね。
<<学校法人正眼短期大学>> 〒505-0008 岐阜県美濃加茂市伊深町876-10 TEL:0574-29-1372 FAX:0574-29-1320