ようやく朝晩は涼しさが感じられるようになり、空には秋の雲が浮かんでいますが、
日中はまだまだ暑い日が続いています。
汗ばみながらの正装で、本日は秋学期入学式が行われました。
秋の新入生は社会人学生1名と留学生1名の計2名です。
在校生が歓迎の辞として「少人数で家族的」と言ってくれました。
新入生のおふたりがまずは学校生活に慣れて、家族の一員となってくれるよう、
教職員も気を引き締めて参ります。
学長式辞では恒例の「請う、その基をつとめよ」の言葉ですが、
新入生だけではなく、在校生にも教職員にも当てはまるメッセージだと思います。
一部をご紹介します。
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その「基」とは何か?
各々の人生の中で探し求め、追究してほしい。
戦後間がない開学時に志したのは「日本の復興は伊深の地から」。
日本とまで言わずとも、まずは自分自身を復興させる、それにはどうするかというと
「今ここ」です。どこかあっちの方ではなく。
正眼短大は小さな学校ですが、大きな志があります。
一人一人が自分なりの大志を抱いて、
至誠一貫、堂々と、自分自身の生き方をしてください。
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明日からすぐに授業が始まります。
寮での生活もスタートします。
禅の学校なので、聞きなれない言葉や作法もあり、はじめのうちは戸惑うかもしれませんが、
楽しく学んでいただけるといいなと思います。