2月15日(月)、平成27年度春学期 第60回学位授与式が行われました。
第60回、最初の卒業生を送り出してから60年となり、
学長が式辞にてこれに触れられました。
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60年は「還暦」、ひと回りして元に戻ること。「原点に返る」ということ。
正眼短大を卒業して、これからの人生で問題が起きるかもしれない、壁に当たるかもしれない。
そういう時はここで学んだことに立ち返り、
進むべき方向を見出してほしい。
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今回の卒業生は5名、卒業後は僧堂掛搭、就職、社会活動と、それぞれの道へ進みます。
学内にインフルエンザが出ていましたので、ご来賓の出席はお断りし、
報恩の会(謝恩会)も中止となってしまいました。
いつものように送り出すことはできませんでしたが、
5名の卒業生の思い出は、後輩たちとスタッフの中にしっかり残っています。
また元気な顔をお土産に、短大に遊びに来てくれると嬉しく思います。
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学位授与式に先立ち、観音像の精抜き法要がありました。
禅堂が新しくできるので、そちらに移動するためです。
今年度は工事の関係で、大般若などの法要をいろいろ見ることができました。