正眼らいふ
正眼寺開講式
2021-04-21
4月15日、正眼寺の開講式がありました。
近隣の和尚様方、正眼寺の雲水さんとともに、本学学生も参加します。
建学の精神を学ぶために、大切な行事です。
短大の授業は4月2日から始まっていますので、
ここまでの「提唱・禅語録」は、教室での学長の講義でした。
開講式以降は、正眼寺で提唱を聞きます。
「提唱」というのは禅の修行道場で行われる講座のことで、
祖師方の語録について師家(老師)から学びます。
今年度は「禅関策進」を講本としています。
朝、正装で一列に並び、舎監の先導で正眼寺に向かう風景は
なかなかシャキシャキとして良い眺めです。
学生の正装は着物と袴(僧籍のある人は衣です)、
そして下駄です。
少々急ぎ足で、下駄の音がカラカラと、朝の静けさの中を響くのです。

蓮の植え替えをしました
2021-04-21
4月6日、毎年恒例の蓮の植え替えがありました。
「和の養生学」今年度1回目の授業で、いきなりの泥です 

今年は正眼寺で植え替えをしましたので、
雲水さんが一緒に作業をしてくれ、
学長も見学されました。
ということで、記念撮影をしました 

種類さまざまの蓮が咲くのが楽しみです。
授業プリントによると、レンコンは老廃物の排出を良くしてくれるようです。
また蓮の実は滋養強壮や精神安定などに良いようです。
葉も器にしたり、蒸し物を包んだりできますね。
仏教で蓮は重要なモチーフですが、象徴的な意味だけではなく、
実用的にもありがたい食材ですね。
(個人的には、レンコンをすりおろして焼いたものが好きです)

春学期入学式挙行
2021-04-06
4月1日、令和3年度春学期入学式が行われました。
今年は桜の開花が早く、やわらかい色彩が新年度を彩ってくれました。

ただ、このうち1名は留学生のため、まだ来日できません。
講義科目はオンラインで対応していくことになると思いますが、
やはり実技科目はそういうわけにもいきません。
早くコロナウイルスの威力が衰えることを期待するばかりです。
入学式の後は健康診断やオリエンテーションなど、予定が詰まっています。
新入生の皆様、初日からお疲れ様でした。
まず校内で迷子にならないように、頑張ってください(^^;)
わからないことは遠慮なく、教職員や先輩たちに聞いてください。
在校生の皆様も、会場準備、式の回向や歓迎の辞、お疲れ様でした。
山川学長の式辞から一部ご紹介します。
知識を学ぶだけでは、実際ほとんど役に立たないけれど、
学び、そこから疑問を持ち、また学ぶという繰り返しで、知識が身に付きます。
これが体得するということ。
新しい時代にどう生きるかは、ひとりひとりの課題です。
正眼短大の建学の精神である「行学一体」は、この時代にふさわしい学び方です。
自信を持って精進してください。
ご入学おめでとうございます


学位授与式
2021-02-19
令和2年度春学期学位授与式が行われました。
卒業生は4名です。
うち3名が学校と同い年、感慨深いものがあります。
僧堂掛搭、社会貢献など、それぞれの場所へ進んでいかれます。
正眼での学びを活かし、ご活躍くださることと思います。
4名の卒業生ひとりひとりに、いろいろな思い出があり、
職員としては「卒業してっちゃったなあ」という思いもあります。
また学校にも遊びに来ていただきたいです 

ところで、卒業生からの記念品として学校へバリカンを贈呈していただきました。
植木を切るバリカンです。
剃髪用のバリカンだと思い込んでいたので、箱の大きさにびっくりしました。
ありがとうございました。

涅槃会
2021-02-10
2月10日、涅槃会が行われました。
涅槃会は2月15日ですが、学年暦の都合で少し早いです。
卒業式の準備がされていて、涅槃図の後ろに垂れ幕が見えます

学生ミーティングの短い時間ですが、お経とお参りをしました。
回向と鈴は1回生の学生さんです。
先生方の指導の甲斐あって、堂々たるものです。
涅槃図では、横たわったお釈迦様の周りにたくさんの動物たちが集まり、悲しんでいます。
が、お釈迦様の近くにいる弟子たちは静かに見守っている。
という解説が学長からありました。
弟子たちはお釈迦様の死を受け入れ、
「自灯明 法灯明」の言葉とともに修行していく覚悟をしているということでしょうか。
想いを馳せながら、キノコ料理をいただこうと思います。
