本文へ移動

正眼らいふ

過去のブログを見られたい方はコチラ


キャンパスの様子や出来事をお知らせ致します

正眼らいふ

RSS(別ウィンドウで開きます) 

東京セミナー 20200211

2020-02-11
秋学期末も終わり、短大は春休みに入りました。
伊深のキャンパスも、学生さんたちが帰郷して閑かです。
 
2月11日は、正眼セミナー in 東京が
東京世田谷の龍雲寺さまにおいて行われました。
 
今年度も東京セミナーは2回目ですが、
昨年のNHKこころの時代「禅の智恵に学ぶ」
の影響もあってか、今回も満員御礼でした。
 
われわれは、自分を悩ます個別の問題を解決しようとしたとき、
その智恵を、しばしば外にアドバイスを求めようとします。
上司、両親、家族、友人、近所の年配の人、あるいはお坊さんなどなど
 
しかし禅宗にとって、本当の真理は、各々のこころにある、
といわれます。
各々の問題解決の手段としての「ほとけの智恵」を得るには、
個人個人が、自分自身に向き合って、問題を掘り下げて
考察してゆくしかありません。
「門より入るものは、家珍にあらず」という禅語にある通りです。
 
本日セミナーに集まった人たちは、
なんらかの形で「ほとけの智恵」を得るために
第一歩を進み出した人たちであります。
 
みなさん、お寺に来たときは不安そうな顔をしておりましたが、
学長の話を聞いたあと、安心したようなとても良い顔で帰っていかれる。
 
ある経典には、仏教の悟りへ至るための道筋において、
法話を聞いて、なんらかの感動をおぼえる人には、
解脱への道が約束されていると、説かれています。
 
その理屈に沿えば、今回セミナーに足を運んでこられた人の大半は、
将来お悟りを開くことができる、ということになるでしょうyes
 
しかし、やはりその智恵を獲得するためには、
自分自身と向き合う時間が必要です。
岐阜の片田舎でありますが、自然豊かなこの小さな短大で、
一緒に禅的生活をしてみませんか?
まだまだ3月14日の入試には間に合いますよ~~~smiley
 

味噌みそ~

2020-01-07
冬休みが終わり、いい加減お正月気分も抜けました。
 
今日の「和の養生学」の授業は味噌作りです。
年末の作務でたくあんを、そして味噌を。
自分たちで作ったものを自分たちで食べる。
人間らしいなあと、毎年感じます。
 
蒸した大豆に糀を混ぜ、塩を混ぜ、大豆を蒸した時に出たお汁を混ぜしていくうちに
だんだん味噌っぽくなっていくのでおもしろいです。
学生さんたちは大悲呪など唱えつつ、せっせと混ぜ、
諸々のストレス等を込めた球にして、楽しく桶に投げ込みました。
(なんのこっちゃですねぇ…。大悲呪は「しりしり~すりょすりょ~」という感じのお経です。)
 
来年、おいしいお味噌汁になります。
 
講師の先生、いつもありがとうございます。
 

開山忌支度

2019-10-11
 
明日はいよいよ年一度の開山忌です。
台風が心配ですね。
 
今晩、短大ではすわらじ劇団が公演してくださいます。
そして、正眼寺では宿忌が行われます。
 
朝から短大生の学生さんは、全学休講、正眼寺に手伝いに行っています。
お寺の手伝いをすること、このように仏さまの行事に参加できることを、
善根を植えるという考え方があります。
 
仏道は果てしなく長い道のりのようにも思えるけど、
しかし案外、学生のみなさんが、求めているものとは
すぐそこにあるのかもしれません。
 
この尊い行事が無事円成する功徳は、
坐禅、布施、精進、念仏もろもろの修行にも勝るともおとらないものでありましょう
 
願わくば、台風19号が少しでも平穏に過ぎて行かれんことを

避難訓練と畑

2019-10-02
本日の学生ミーティングにあわせて、避難訓練が実施されました。
学生、教職員全員が駐車場に整列、点呼。
前回より短時間で避難できました。
最後に避難場所に到着した学長から、放送が聞こえなかったと報告があり、
避難の仕方や経路だけでなく、施設の点検も大切だと確認しました。
食堂厨房から出火という設定でしたが、厨房はじゅうぶん注意しながら、
今日も食事の支度をしてくれています。
 
避難後に整列した駐車場の隅には畑があります。
玉ねぎを収穫したあと、ジャガイモやキャベツが植えてあり、
かわいい芽が並んでいました。
 

秋学期入学式です

2019-09-16
秋学期入学式が行われました。
 
学長の祝辞から一部をご紹介します。
 
「令和と元号が変わりましたが、気候も人の心も乱れている昨今、
人の和、自然との和を、いっそう和を大切にしなければならない。
和合のためには、知恵と理解が必要。
本学の建学の精神は「行学一体」。
新入生の皆さんには、行と学をくり返し積み重ねる中で、
仏教の知恵を学び、理解を深めてほしい。」
 
本学は日本一小さな短期大学ですが、日本一大きな志を持った短大です。
昭和30年「日本の復興は伊深の地から」と開学したときは、
仏教の精神が、戦後の復興の中で、心の支えになるという意味でした。
65年経った現代においても、世の中を見回してみれば、その必要性は変わりません。
日本(の心)を復興させるという気持ちをもって、正眼短大での日々を過ごしていただきたいと思います。
 
秋は行事も多く、新入生の皆さんは大変かと思います。
まずは持鉢での食事から頑張って覚えましょう!
 
TOPへ戻る