教育とは、「育くむことを教える」
理事長・学長 山川 宗玄
正眼僧堂師家
正眼短期大学の開学は、臨済宗妙心寺派妙法山正眼寺住職、正眼僧堂師家、正眼寺僧堂第九世、梶浦逸外老師(のちの臨済宗妙心寺派管長)が開山無相大師六百年遠諱事業の一つとして発案したことによります。正眼寺は、無相大師(関山慧玄)を開山とし、天下の鬼叢林としてその名をはせた名刹です。
「禅による人造り」行学一体を掲げ粛々と歩み続けて、本学の今日があります。
複雑かつ急変化をしている社会の中で、本学で学ぶ学生諸氏には、是非とも主体的自己の確立を目指して努めていただきたい。
いかなる時世にも「堂々と人生を歩む」これこそが主体的自己といえます。本学の教育は、ただ教え育てるのではなく、学生が自ら「育つことを学ぶ」教育です。
どうぞ新しい環境で共に学び、行じ修めていただくことを願っております。