毎年10月12日は正眼寺開山忌です。
開山忌に先だって短大生は1週間の作務摂心、
2日間の準備のお手伝いに行きました。
今年は久しぶりに、新型コロナウイルスによる制限がなく、
一般の参拝者の方へのお食事や、お茶席が用意されました。
短大生には加担にあたり、僧堂での注意事項や、建物の名称を書いたプリントが配布されました。
普段は、本堂、毒草窟、庫裏、東司ぐらいしか目にしないので、
意外とたくさんの建物があって驚きました。
各部屋の名前や、加担の役割も、特に1回生にとっては馴染みのない僧堂の用語が多く、
予め教わっていると多少気持ちに余裕ができるかもしれません。
開山忌当日の学生さんは雲水さんの指導のもと、主に
典座(てんぞ:釜でご飯を炊いたりお湯を沸かしたり。薪です!)
貼案(てんあん:副菜などを料理する)
椀頭(わんず:お椀やお膳などを準備する)
といったお食事の用意、片付けをしたり、
看門(かんもん:車の誘導など)の役割をします。
和尚さん達も大勢いらっしゃいますし、早い時間からで大変ですが、
なかなかできない僧堂での経験で、いろいろ学ぶことができます。