禅を実践する学校です。社会人、シニア、留学生、お坊さんを目指す人…。1学年25名の少人数ながら多彩な学生が、大家族のように学んでいます。
 
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正眼らいふ

   
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正眼らいふ

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麦秋の頃
2019-06-06
この時期は、手紙や拝請など、時候の挨拶に「麦秋」と記すことがあります。
梅雨に入る前、麦が「実りの秋」のように収穫時を迎えることから、
一つの歳時表現として、日本語の季語として定着しています。
 
しかし実際、黄金色の麦畑を目にしたことがある人は、地域によると思いますが、
本当に少なくなってきたのではないでしょうか。特に都市やその近郊部に住む人にとっては、
言葉は知っていても風景は知らない人は多いと思います。
写真は、通勤途中に、伊深近郊の加治田で撮影したものです。
 
短大は、前期授業15コマのうち、すべての曜日で8回目を終え、
前期の日程も折り返しました。
木曜の午前の作務(さむ)の時間は、学生さんたちによる、
植木を剪定するためのかけ声や、機械音が響いています。
事務局でも、他の作務、梅干し作りやタマネギの収穫はどうするの?
と気にかける時期になってまいりました。
 
そんな中、正眼寺では今月はじめから、大接心を迎えて、いつもにも増して
緊張感が漂っています。
ふと、足を運ぶと常山が干してありました。
 
これが有名な、秋の開山忌のお斎(とき)にて、ふるまわれる、
開山さまゆかりの食べ物ですね。
今からこうして準備しておくのですね。
 
緑蔭講座が行われました⑤
2019-05-27
この緑蔭講座は、短大生も大きく活躍して下さいました。
 
学長の講座やゲストの先生の講演は、「仏教学の基礎」の講義の一つでありました
さらにもう一つ、僧堂の雲水さんたちと一緒に、講座の裏方(作務)をするのも、
大事な学生さんの役目です。
 
こうしたお寺の大きな行事は、雲水さんたちが主体で行いますが、
近隣の村の方々や檀信徒さんのお手伝いが、重要になってきます。
これは信心や地元で寺をもちあげたい、という篤志の気持ちでありがたいものです。
そして短大生も、こうした檀信徒の方々と、共に手伝います。
 
手伝う仕事(作務)は、いろいろあります。
自動車で来られる方々の駐車場案内や、また講座聴講の方200人規模の食事づくりの補助、
そして食器洗い、ご飯を炊く燃料の薪割りなどもあります。
また講座が終了したあと、テントや座布団イスなどの片付けも、手伝いました。
 
こうしたお寺の行事を盛り上げてゆきたい、
自分の仕事とは別に、少しでもお寺のために何かしたい、
そしてお寺から社会に何らかの発信をしていっていほしい、
そしてそれを手伝う、という思いをもつ人は世間でも本当に多く、
短大もしばしば問い合わせがあります。
 
学生さんたちによる、こうした行事に講義を聴講するだけでなく、
実践的な手伝いにも参加する。(行学一体)
そしてお寺の行事をみんなでつくりあげてゆく、
これが正眼短期大学の特色であります。
 
学生のみなさまお疲れ様でした(^^)/
 
緑蔭講座が行われました④
2019-05-23
今回のゲスト講演の方について
 
1日目は、「日々是好日」の映画の原作者である森下典子先生です。
 
この映画は、今年亡くなられた大女優、樹木希林さんの最後の出演作の一つとして話題になりました。
森下先生の実体験をもとに、平凡な女子大生がお茶のお稽古の体験を通して、
成長を描いた映画です。
 
やはり禅宗と関係が深い、茶道の世界。
今まで茶道の稽古を映画の題材にしたことはなかったということから、
映画制作スタッフが誰も、茶道作法を知らない中での、映画制作の裏話をしてくださいました。
お茶のお稽古を通してモノの見方が変わった、頭で理解できないと何もできない、
という話などわれわれもドキッとするような非常に興味深い話でした。
 
 
2日目は、コクヨの社長さんや、スタッフの方の講演、対談でした。
 
文具や家具に一筋、コクヨという会社の歴史、また誰も考えたことのない
アイデア商品開発への会社あげての取り組みについて講演頂きました。
 
また一技術者が「座る」ということに、ひたすらこだわり続けて、
これまでにない快適で健康にも配慮したチェアの開発について
これもまた、坐ることが大事な禅宗にとっても、興味深い話でした。
 
両日のゲスト講演を通して、ともに感じたことは、修行生活の工夫についてです。
老大師の閉会の挨拶でも述べられていましたが、
やはり、禅宗生活にとって、大事なのは「工夫」。
わざわざ僧堂という単純化された不自由な生活の中で、
モノの見方を幾通りにも変え、工夫できるか。
 
これが、人間としての生長、そして器量にかかわってくるのだな、
と痛感させられました。
ゲストの人から刺激的な講演を頂きました。ありがとうございました。
 
緑蔭講座が行われました③
2019-05-23
緑蔭講座は、修行道場の作法に従って、日程が進んでゆきます。
 
この緑蔭講座は、一般の方が通常非公開の道場に入れる数少ない機会です。
まずは、坐禅。普段雲水さんたちは、禅堂で坐禅を行いますが、
緑蔭講座では人数が多いため、本堂で行われました。
閑かな環境で、さわやかな風の中、昨年までの夏期講座より気持ちよく座れました。
 
また二日目朝には、老大師の提唱も行われました。こちらも、一般の方は聴けるものではありません。
今回は、無門関第41則「達磨安心」の講座でした。
禅宗の伝法は、この達磨大師から二祖慧可禅師が始まりです。
二祖禅師の左肘を断つ話や、また禅師を安心させるための大師との問答など、
初心者にも印象に残るお話でした。
禅宗って、中国仏教史において、仏教界のトラブルメーカーなんですね。
 
そして、お寺式の食事。僧堂の雲水さんと短大の学生が協力してお給仕します。
お給仕役を飯台看(はんだいかん)といいますが、
修行中の雲水さんの先導に、ついて行くのが精一杯な感じでした。
また100人規模の食事には、迅速な給仕が求められとても勉強になりました。
 
食事は、赤椀で無言、物音を立てず、回りの人にあわせて食べる。嫌いな物を残すことなど許されません。
もちろん、精進料理、食事も修行なんですね。
しかし、素朴な料理なのですが、格別なものです。
 
緑蔭講座が行われました②
2019-05-22
まず、学長老師の挨拶から始まり、
今回の開催時期変更の趣旨が説明されました。
「新風から真風へ」
 
平成から令和へ
新しい元号の幕開けとともに、社会は新風(新しい時代への期待感)にあふれています。
そして、伊深からの発信するものも、真風(本当の仏法)でありたいという老大師の思いが述べられました。
 
「真風」とは、正眼寺開山無相大師の師匠である、大灯国師(宗峰妙超禅師)の遺戒に残されている言葉に因みます。
 
仏祖不伝(ぶっそふでん)の妙道(みょうどう)を以って、胸間(きょうかん)に
掛在(かざい)せずんば、忽(たちま)ち因果を撥無(はつむ)し、真風(しんぷう))地に墜(お)つ
 
仏教では、無漏(むろ)という言葉があります。
身体から汚物(煩悩のこと)が漏れることを、有漏(うろ)といいますが、
その対照的な言葉が「漏れるものが無い」(無漏)という、きれいな心の状態のことをいいます。
 
日常で生きるわれわれは、無漏のこころに至ることは、なかなか難しいことです。
しかし少なくともこうして、仏法を聴くために正眼寺に集まったこの時だけは、
無漏であり、そしてホンモノの禅仏法、真風を吹かせる場でありたい、という想いです。
 
老師の挨拶のあと、最初はさわやかな音楽演奏です。
今年はスイスから、アニタさんとモニカさんが、ギターとフルートのデュオで
講座の開催をもり立ててくださいました。
 
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